RECRUITING
2025
未来の自分が、誇れる今日を。
INTERVIEW先輩インタビュー
Environmental
Research
Department

技術部
環境調査課

主任技師
木戸 結菜Yuina Kido

プロフィール

出身: 札幌市
最終学歴: 北海道大学大学院 水産科学院 海洋生物資源科学専攻
入社年: 2020年
主な仕事: 環境調査
保有資格: 技術士補(環境部門)/2級ビオトープ計画管理士/潜水士

入社エピソード

幼少期から生き物が好きで、学生時代はヤドカリの行動を研究していました。就職先を探す中で生き物に関わる仕事を中心に調べていたところ、某学会の企業紹介コーナーでパブリックコンサルタントのパンフレットを発見。様々な生物の調査や保全と北海道の人々の暮らしに関れる点、そして会社訪問時に感じた雰囲気の良さに惹かれて入社試験を受けることにしました。

休日の趣味

軽登山、キャンプ、バードウォッチング。家にいるときは読書や楽器演奏など

仕事をする上でのモットー

上司や先輩への質問・相談を積極的に行う。ケアレスミスのないように必ずチェックをする。

INTERVIEW仕事についてききました

公共事業に係る環境保全対策を立案・実行する仕事。対象となる生物や環境は多種多様です。

主な業務内容は、公共事業が自然環境に及ぼす影響を予測し、保全対策を立案・実行することです。希少な植物を工事予定地から移植する作業や、ダム事業が下流河川の魚類に及ぼす影響の調査・予測など幅広い業務を行います。
環境調査は道路や河川など様々な公共事業に関わるため、対象となる生物や環境も多種多様です。社内の他部署の方々や専門性の高い外部の方と協力して業務を進めるので、コミュニケーションを大切にすることが仕事をうまく進めるための鍵となります。

生き物が好きだからこそ感じられる喜びとやりがい。

生き物が好きなので、野外に出て動植物と触れ合うこと、その保全業務に携われることに日々喜びを感じています。移植した植物が翌年無事に芽生えた時や、試行錯誤を経て立案した保全対策で発注者に喜んでもらえた時はとても嬉しいですね。
入社当時は生き物の知識も土木の知識も不十分でしたが、経験を積む中で自身の成長を感じる瞬間があり、やりがいにつながっています。

大学時代の研究が活かされた入社1年目の業務。

入社1年目のことは今でも鮮明に覚えています。当然ながら経験がないため、打ち合わせの準備から調査の進め方、報告書のまとめ方までわからないことだらけでした。しかしながら、先輩や上司がやさしく指導してくれたので、試行錯誤しながら業務を進めることができました。同年に参加した海洋港湾課の生物調査業務では、大学時代にヤドカリをはじめとした磯の生物の研究をしていたことから、捕獲した生物の種同定や測定作業などを任せてもらいました。自身の経験を活かして会社に貢献できたことが非常に嬉しかったです。

北海道の自然と人々のため、まずは自分が成長したいです。

北海道の自然環境は世界的に見ても重要な資源である一方、公共事業も道民生活の維持や安全にとってなくてはならないものです。環境保全と公共事業の両立を実現するためにも生き物や土木の勉強、業務経験をしっかりと積み重ねていきたいです。
またこれからの時代、環境DNAやグリーンインフラ等、環境調査の仕事にも様々な調査や解析の手法、新しいアイディアを取り入れていくことが重要だと思います。より効率的な調査や高精度の予測を実現するためにも、今まで触れたことない分野にも積極的に挑戦していきたいです。

SCHEDULEある1日のタイムスケジュール

  • 8:00
    現場に集合 調査内容や安全の確認、機材の準備等を経て魚類調査開始
  • 10:00
    魚の捕獲、種同定と体長測定、野帳の記録など役割分担をしながら調査を進めていきます
  • 12:00
    休憩がてら昼食 現地調査の時は持ち歩きやすく食べやすいパンやおにぎりが多いです
  • 14:00
    魚類調査は複数地点にまたがることが多いため、作業が終わるごとに次の地点へ移動します 地点ごとに捕獲した魚の写真や調査地点の写真も撮影します
  • 16:00
    調査終了 宿へ移動
  • 18:00
    宿で夕食
  • 20:00
    本日の調査を踏まえて翌日の調査計画などを相談
  • 22:00
    就寝

PHOTO現場の様子を撮影!