物流・食 | 事業紹介 service

漁港計画・設計

漁港施設は水産物の供給基地として荷揚げから出荷までの一次産業の拠点として整備されています。また、厳しい就労環境を改善する施設、鮮度を保つための衛生管理施設や親水施設の計画など、漁港を利用する人達の多様なニーズに合わせた計画・設計に取り組んでいます。

調査

港湾施設は大部分が海中に没しているため、直接目視できないもの正確に把握する必要があります。

このため、港の海象条件の把握や適切な維持管理を行うため、様々な調査機器を使用して的確な情報提供に取り組んでいます。

港湾計画・設計

港湾施設は水域施設、外郭施設、係留施設、臨港交通施設、荷さばき施設などに代表されその役割や求められる機能もさまざまです。利用者のニーズに合わせた計画、求められる機能を満足する施設の設計を行います。

海岸計画・設計

海岸施設には、高潮や津波から背後に暮らす住民や住居を守るため護岸や防潮堤、漂砂対策としての突堤や離岸堤の他、海浜地やリクリエーションの場として親水施設などがあります。

当社では、これらの問題やニーズに合わせた調査、計画立案、越波や漂砂に対するシミュレーションを実施し、適切な対策を提案します。

また近年、増加している台風や高潮に対して、海岸施設は最前線の施設であり、発災時の復旧調査・設計に取り組むとともに、機能を満足・向上させるための適切な改修や補強を提案します。

 

■汀線変化モデル:

・離岸堤背後は、汀線変化がほとんど見られない

・離岸堤が整備されていない区間は、汀線が後退するため、対策が必要である

河道計画・河川砂防施設設計

洪水被害を除去し、治水安全度の向上を最優先課題とすると共に、動物や植物の生態系を保存する上での貴重な自然空間や、景観及び親水性に配慮した改修計画を立案します。

また、河畔林保全を考慮した不等流解析や、河床変動を考慮した水理シミュレーション解析を行います。(※樹木群や中洲、および河床変動を考慮した水理シミュレーション解析)

河川改修計画の一環として、柔構造形式の樋門、樋管、排水工の設計及び床止め工の実施設計を行っています。

特に床止めの設計では、魚がのぼりやすい川づくり、魚類の遡上環境の改善、河道全体の環境を意識した計画を提案することにより、事業による環境影響の回避・低減、良好な生物の生息・生育環境の保全・復元を図り、川づくりの理念を各現場で具体化するよう取り組んでいます。